翻訳会社との契約成立

大手外資系企業のプロジェクトに通訳・翻訳兼現地コーディネーターとして派遣で働いて5年目。
翻訳会社のトライアルにも数社合格し、実ジョブもいただけるようになってきて、もしかしたら派遣の契約が切れたらすぐに独立できるかも?という光が見え始めていたころでした。
トライアルに合格した翻訳会社のひとつから、「専属で働いてみませんか?」と声をかけていただきました。

その会社の方々と何度かSkypeで面談をし、島から都会に繰り出し実際にお会いしてお話しもさせていただきました。
そして、業務委託契約を結ぶに至りました。

会社側から最初に提示された金額は、派遣社員としてもらっていた年収を遙かに超えるものでした。
初めは「おおっ!」なんて思ったりもしました。が、会社員とフリーランスの年収って同じレベルで考えてはいけないという常識(本格的にフリーランスを目指そうと決めた1年前くらいに初めて知った常識ですが・・・)について、改めていろんなサイトで調べてみたり、実際に翻訳者として第一線で活躍してらっしゃる先輩方に教えていただいたりすると、もしかすると手元に残る金額はそんなに変わらないんじゃないか?というような年収レベルであることがわかりました。

そこで、思い切って契約金額の交渉を試みることにしました。

最初に金額を提示していただいた時に社員と同じ水準で算出した金額であるという説明を受けていましたが、その金額は社員に支給される給与額であって、社会保険料や交通費なども含めると会社側は給与額を遙かに超える金額を経費として計上しているはずだと推測。そして、会社側も僕が金額の交渉をしてくることを考慮に入れたうえでの金額を提示してきたはずだから絶対に金額を上げてくれるはずだと勝手に判断。躊躇せずに交渉に挑みました。

まず、「この金額だと、手取り金額で考えると今の派遣の仕事とあまり変わらないか下回ってしまいます。」と正直に伝えてみました。
そして、「社員のみなさんの有給休暇は何日ありますか?」という質問もしてみました。有給休暇がある社員と、働いた分しか報酬をもらうことができないフリーランスの大きな違いですよね。

これからフリーランスとして独立しようとしている段階で、直接クライアントと契約金額の交渉をするのもほとんど初めてだったので(トライアルに合格した翻訳会社数社との単価交渉の経験はありましたが)、とても勇気がいりました。そして、どの程度の金額を希望として提示すれば「それは高過ぎだろ!自分を過大評価しすぎ!」などと相手から思われないで済むんだろうかなんて不安だったりもしました。

僕が提示した金額ですぐに契約とはなりませんでしたが、それを少しだけ下回る金額で契約が決まりました。
とりあえず、会社側の方々の気を悪くすることなく金額の交渉ができたようだったので安心しました。

独立当初のフリーランサーは、ほとんどのみなさんが同じように不安を抱えながら契約交渉をしていたんじゃないかと想像しますが、いかがでしょうか?
僕が持っていた情報が不足していただけでしょうか。
とにかく、もっと情報を集める力をつけないといけませんね。これからフリーランスで食べていこうと思っているならなおさらですよね。

「情報は命」ですからね。

 

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