派遣社員、派遣先外資系企業からの正社員採用のオファーを断る

派遣社員として5年間、大手外資系企業で社内翻訳者兼通訳者兼プロジェクトコーディネーターを務めました。

その間、何度も「いつかは社員としてやってくれるよね」なんて言葉をもらっていましたが、いざ、その決断の時期にくると、大手企業の動きは遅すぎました。

「早めに条件を提示して決断してもらえるようにする」と言われたのが4月。
それから特に動きはなく、8月に「もしかしたら早めに、10月採用もあり得るかもしれない」と言われが、結局、何の進展もなく11月。
HRが動いていると報告を受けた後、「雇用条件を検討するためには履歴書と職務経歴書が必要だから提出してほしい」と、11月も半ばに入ってからの依頼。

まさかこの時期に書類の提出を求められると思っていなかったので驚きましたが、幸い、翻訳会社へのトライアル応募のために職務経歴書は既に作成してあったので、チョチョっと修正を入れるだけで済みました。
この時点で、この会社に対する魅力は全くといっていいほど消え去り、履歴書の作成もテキトーでした。

大手外資系企業からのオファーがどんなものか見てみたかったんですが、タイムリミットが迫っていましたので、結局そのオファーをいただく前に、こちらから正社員としての雇用のお話しはお断りさせていただきました。

タイムリミットというのは、ほかにオファーを受けていた翻訳会社から、できれば11月末までに回答をもらいたいと言われていたためです。
別に、ほかの会社から回答を求められていることとは関係なく、その外資系企業からのオファーを待ってみても良かったと思います。でも、なんか、こっちから断わってやりたかったんです。社長をはじめ、プロジェクトメンバーやHR担当者など、その企業で社員として働いている関係者に足元を見られているような気がしていたので、その状態を打ち消したかった。

そんな感情的理由の方が大きかったですね。
ダメですよね〜。感情的になっては交渉がうまくいかないのはわかっているんですけどね。
ま、それでも今となってはそのお誘いを断わったことは後悔してません。

会社にとって大事な大型プロジェクトに、とても大事な顧客に一番近い位置で動いていたのが、安月給の派遣社員です。そもそもの組織の在り方がいびつな状態でしたし、正社員としての採用の話に関しても、会社側は「今の給料よりは大幅に上がるのは確実だから、どんなオファーをしても社員になってくれるだろう」と思っているんじゃないか、と受けとれる場面がたくさんありました。

外資系企業からの正社員採用の誘いを断った後は早かったです。
その直後に派遣元の会社に1か月後に退職することを伝え、残っていた有休もすべて消化したかったので、結局その2週間後には最終出社日となりました。
僕が辞めた後、穴埋めの要員もすぐに見つかるはずもなく、業務の引き継ぎも十分にできていなかったので、現場は困惑しているようでしたが、良くしてくださった顧客側の担当者などは、逆に僕のことを心配してくれて、辞めた後も飲みに誘ってくレました。いい関係を築けていたことがわかって、自信になりました。

というわけで、2017年末、僕は正社員という身分ではなく、フリーランスという身分に転身する決断をしました。
ワクワクするし、不安でもある。
正直、どちらかというと不安の方が大きいですね。

さあ、この先、どうなるんでしょう?

 

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