「ガントチャートを使ったスケジュール管理をしたいけど、
特別なソフトを使うのは面倒くさい」と思ったことありませんか?
そんな方はぜひ、この方法を一度試してみてください。
派遣の仕事で、プロジェクトの工程管理のため
通常はMicrosoft Projectを使用していますが、
そのソフトを所有していないクライアントから
Excel形式で工程表を共有してもらえないかと
依頼がありました。
使用しているのは、Microsoft Project 2010で
「プロジェクトをファイルに保存」という機能がありますが、
何度か試してみても、
ガントチャートをエクスポートすることはできませんでした。
そこで次に考えたのが、
MPと互換性のあるフリーソフトを使用してみる方法。
まず試してみたのがOpenProject。
インストールし、MPPファイルを開こうとしましたが、
エラーが返ってきてしまい何もできませんでした。
次に試したのが、GanttProject。
先ほどのOpenProjectの後継ソフトらしいのですが、
MPPを開き、きれいに表示することはできましたが、
肝心のExcel形式でのエクスポート機能がありませんでした。
そこでもう、変換やエクスポートすることは諦め、
自分でガントチャートを作成することにしました。
あまり時間もかけられないので、
なるべく簡単に作成する方法を検索して見つけたのが下のサイト。
http://edutainment-fun.com/excel/example/ganttchart.html
このサイトを参考に、以下のようなガントチャートを作成することができました。
まずは単純に、上の図のような表を作成します。
E3からN3までは日付。ここでは表示形式を以下のようにしています。
そして、見やすくするために週末の色を条件付き書式設定で赤にします。
タスクの数がひと目で分かるように、
また、クライアントとのスケジュール調整時に
お互いの理解を明確にするために、各タスクにID番号を振りました。
関数を使用し、タスクを追加すると自動で番号が振られるようにしてあります。
そして最後に、条件付き書式設定を使用してガントチャートのバーを作成します。
=AND(E$1>=$C3,E$1<=$D3)
この関数により、
「E1の日付がC3以降、かつ、E1の日付がD3以前である」場合、
任意の色でセルを塗りつぶすように設定してあります。
これをチャートの範囲全体にコピペすればOKです。
このような方法で、いたってシンプルなガントチャートが作成できます。
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